ChatGPT・ClaudeでSuno AI用の歌詞とプロンプトを作る方法

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ChatGPT・ClaudeでSuno AI用の歌詞とプロンプトを作る方法

Suno AI は歌詞を入れるだけで曲にしてくれます。ただ、歌詞の書き方しだいで曲の長さも出来も変わります。かといって、毎回ゼロから歌詞を考えるのは重い。ChatGPT や Claude のような文章生成AIに頼むと、イメージに近い歌詞がすぐ手に入ります。

先にコツを一つ。歌詞を作る前に、サビになるキーワードを1つだけ決めてください。それさえ決まれば、あとはAIにほぼ任せられます。


サビのキーワードから始める

曲のテーマになる印象的なフレーズを1つ決めます。この記事の例は「水族館で筋トレしろ」です。雑な思いつきで構いません。

サビは曲の中で何度も繰り返されるので、このフレーズが曲全体の印象を左右します。短くて口に出しやすく、少し引っかかる言葉の方が、繰り返したときに耳に残ります。

キーワードが決まったら、次の4つを考えます。残りの要素はすべてここから広がります。

  • 誰が歌うか(キャラクター・語り手)。例:筋トレオタクの魚、タコのパーソナルトレーナー
  • 誰に向けて歌うか(聴き手)。例:水族館の来場者、引きこもりのサメ
  • テーマや感情(曲のメッセージ)。例:「やればできる」の応援ソング、シュールなギャグ
  • ジャンルと雰囲気。例:熱血アニソン、シティポップ、トラップ

ここまで決めておくと指示が具体的になるので、意図に近い歌詞が返ってきやすくなります。逆に「いい感じの歌詞を」とだけ頼むと、どこかで聞いたような無難な歌詞になりがちです。キーワードと歌い手の設定があるだけで、AIは迷わず書き進められます。


行数と曲の長さの関係

Suno AI は、入れた歌詞の文字数・行数に応じて曲の長さが変わります。

個人的に試してきた中では、行数を4の倍数で揃えるとバランスよくまとまりました。目安は次のとおりです。

セクションおすすめ行数ポイント
[Verse]8行情景・ストーリーをたっぷり描ける
[Pre-Chorus]4行サビへの橋渡し。短めがテンポよく繋がる
[Chorus]8行(4行×2)4行のサビフレーズを繰り返す構成が王道
[Bridge]4行展開の転換点。短く締めると効果的
[Outro]0〜2行タグのみでもOK

Chorus は「1行目のテーマワードを固定して、2〜4行目を変化させる」形が特におすすめです。1行目が毎回同じだから耳に残るし、2〜4行目が変わるから飽きません。

[Chorus]
(テーマワード) ← 毎回同じ・サビの軸
(展開A-1)   ←
(展開A-2)   ← 2〜4行目は自由に変化
(展開A-3)   ←

(テーマワード) ← 同じワードで繰り返す
(展開B-1)   ←
(展開B-2)   ← 違う内容で変化
(展開B-3)   ←

実際に書くとこうなります。

[Chorus]
眠てえこと言ってんじゃねえぞ
やる気がねえのは てめえの責任だろ
チャンス逃して 文句だけ垂れんの?
それで満足?それマジ終わってんぞ

眠てえこと言ってんじゃねえぞ
現実見ねえで 夢だけ語ってんの?
踏み出さねえなら 一生そのまんま
負け犬ループで 朽ちてくだけだろ

行数が揃っていると、1行の長さも似てくるので、歌のリズムが安定します。逆に、1つのセクションだけ極端に長いと、そこだけ詰め込んだような早口になりやすいです。

曲を長くしたいときは、Verse を増やす(8行を2セットにする)か、Chorus の繰り返しを足します。短くしたいなら、Pre-Chorus や Bridge を省くか、Verse を4行にします。


ChatGPT・Claude への頼み方

下のように指示すると、Suno AI 用の歌詞が一度で返ってきます。設定を先に書き、そのあとで構成を行数つきで指定する形です。行数まで書いておくのがポイントで、指定がないとセクションごとの長さがばらばらになり、曲の長さも読めなくなります。

Suno AI用の歌詞を日本語で作ってください。

【設定】
- サビのキーワード:「水族館で筋トレしろ」
- 誰が歌う:タコのパーソナルトレーナー
- 誰に向けて:やる気のないサメ
- テーマ:シュールな応援ソング
- ジャンル:熱血アニソン風

【構成】
[Intro](歌詞なし、タグのみ)
[Verse](8行)
[Pre-Chorus](4行)
[Chorus](計8行。1行目に「水族館で筋トレしろ」を固定し、2〜4行目を変化させた4行セットを2回)
[Bridge](4行)
[Chorus](同じ構成で繰り返し)
[Outro](Fade Outタグのみ)

各セクションは [] のタグで区切り、行数は必ず指定通りにしてください。

歌詞だけでなく、Suno の Style of Music 欄に入れるプロンプトも一緒に頼めます。歌詞の内容を知っているAIに続けて頼むと、歌詞の雰囲気に合ったジャンルやボーカルのタグが返ってきます。別々に作ると、歌詞は熱血なのにスタイルは静かなバラード、というようなちぐはぐが起きがちです。

上記の歌詞に合わせた、Suno AIのスタイルプロンプト(英語)も作ってください。
ジャンル・ムード・楽器・ボーカルスタイルをメタタグ形式([タグ名])で5〜8個。

出てきた歌詞を直す

そのまま使えることも多いですが、行数を守ってくれなかったり、サビのキーワードが抜けていたりすることもあります。曲にする前に、次の点は見ておきます。

  • [Chorus] にサビのキーワードが入っているか
  • 各セクションの行数が目安どおりか(多すぎ・少なすぎに注意)
  • 韻やリズムが不自然でないか(声に出して読むとすぐ分かります)
  • 同じフレーズを繰り返しすぎていないか

気に入らない部分だけを、AIに再指示することもできます。全体を作り直させると、気に入っていた部分まで変わってしまうので、直したい行を指定して頼む方が安全です。

例:「Chorusの2・4行目だけ、もっとテンポよく読めるように短く書き直してください」

実際に作った例

スタイルプロンプト(Style of Music欄)

[Female Vocal] [Belting] [Anime OST] [High Energy] [Electric Guitar]
[Driving Drums] [Epic] [Uplifting] [J-Pop] [2000s Anime]

歌詞

[Intro]

[Verse]
深海の底でうずくまって
暗い泡をただ眺めてた
ヒレが重くて動けなくて
あきらめかけたその瞬間

[Pre-Chorus]
ドアを蹴破って現れたのは
赤いバンダナのタコ先生

[Chorus]
水族館で筋トレしろ!
泳ぐだけが海じゃないだろ
ヒレがあるなら使ってみろよ
限界なんてぶち破れ

水族館で筋トレしろ!
うずくまってる場合じゃない
お前の本気まだ見せてないだろ
深海から這い上がれ

[Bridge]
腕は8本あるだろ
使わにゃ損だぞサメよ
立ち上がれよ今すぐに
最深部から這い上がれ

[Chorus]
水族館で筋トレしろ!
泳ぐだけが海じゃないだろ
ヒレがあるなら使ってみろよ
限界なんてぶち破れ

水族館で筋トレしろ!
もう言い訳は聞き飽きたぞ
諦めたら終わりじゃないのか
深海から這い上がれ

[Outro] [Fade Out]

[Chorus] を2回入れると自動でリピートされ、曲らしいまとまりになります。

生成された曲

上のプロンプトで生成した曲がこちらです。


まとめ

歌詞作りで一番効くのは、サビのキーワードを最初に決めること。あとは「誰が・誰に・どんなテーマで歌うか」をChatGPTやClaudeに伝えれば、使える歌詞が出てきます。「水族館で筋トレしろ」くらいの雑な思いつきでも、ちゃんと1曲になりました。

タグの種類は Suno AI のタグ一覧 にまとめてあります。歌詞ができたら、そちらを見ながらスタイルを詰めてみてください。