Suno AI のタグ一覧|メタタグ・スタイルプロンプトの使い方

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Suno AI のタグ一覧|メタタグ・スタイルプロンプトの使い方

メタタグとは

曲を作るたびに「あのタグ、何だっけ」と調べ直すのに疲れて、自分用のメモも兼ねてカテゴリ別にまとめました。2026年3月時点の情報です(タグの効き方は更新で変わることがあります)。

Suno AI では、プロンプトや歌詞に [タグ名] の形で メタタグ を書くと、曲の構成・ボーカル・楽器・雰囲気をかなり細かく指定できます。

例:[Intro] [Female Vocal] [Whisper] [Piano] [Melancholic]

体感ですが、スタイルプロンプトをあれこれ盛るより、構造タグをきちんと書く方がずっと効きます。まず Intro / Verse / Chorus の骨組みを作るのが近道です。

タグは多すぎると効果が薄れます。楽器タグは 2〜4 個まで。[High Energy] と [Chill] のように矛盾するタグの組み合わせも避けた方が無難です。


構造タグ(Structure Tags)

曲のセクションを区切るタグです。歌詞の中に直接書き込んで使います。

タグがないと、AIは歌詞をひと続きの文章として扱うので、サビがどこか分からず、盛り上がりのない曲になりがちです。[Verse] と [Chorus] を書き分けるだけでも、曲に起伏がつきます。

基本構成

タグ説明
[Intro]曲の導入部
[Verse]Aメロ・Bメロ
[Pre-Chorus]サビ前の溜め部分
[Chorus]サビ
[Post-Chorus]サビ後のフレーズ
[Bridge]転調・展開パート
[Outro]アウトロ・曲の締め

展開・演出

タグ説明
[Hook]印象的な繰り返しフレーズ
[Break]一時的に静かになる部分
[Drop]EDM等での盛り上がりの解放
[Buildup]Dropに向けての助走
[Interlude]間奏
[Solo]楽器ソロ
[Instrumental]歌なしの演奏パート
[Fade In]フェードイン
[Fade Out]フェードアウト

ボーカルタグ(Vocal Tags)

声の性別、歌い方、エフェクト、感情の4種類です。

声の印象は、曲の第一印象をほぼ決めます。まず性別かデュエットなどのタイプを決め、次に歌い方、最後に味付けとしてエフェクトと感情を足す順で考えると、タグが散らかりません。

性別・タイプ

タグ説明
[Male Vocal]男性ボーカル
[Female Vocal]女性ボーカル
[Duet]デュエット
[Choir]合唱・コーラス
[Boy]少年ボイス
[Girl]少女ボイス

歌い方・スタイル

タグ説明
[Whisper]ウィスパー・囁き声
[Spoken Word]話し声・ポエトリー
[Rap]ラップ
[Belting]力強いフルボイス
[Crooning]柔らかくなめらかな歌い方
[Operatic]オペラ風
[Falsetto]ファルセット(裏声)

エフェクト

タグ説明
[Reverb]リバーブ(残響)
[AutoTune]オートチューン
[Distorted Vocals]歪んだボーカル
[Vocoder]ボコーダー

感情表現

タグ説明
[Vulnerable]繊細・傷つきやすい表現
[Powerful]力強い
[Soft]柔らかい
[Aggressive]攻撃的・激しい
[Melancholic]憂鬱・哀愁
[Joyful]喜び・明るい

楽器タグ(Instrument Tags)

楽器は 2〜4 個に絞った方が意図どおりに反映されやすいです。[Warm Analog Synth] のように具体的な修飾語を付けると、さらにぶれにくくなります。

鍵盤・シンセ

タグ説明
[Piano]ピアノ
[Electric Piano]エレクトリックピアノ
[Organ]オルガン
[Synth]シンセサイザー
[Synth Pad]シンセパッド(広がりのある音)
[Lead Synth]リードシンセ
[Acid Bass]アシッドベース

弦楽器・ギター

タグ説明
[Acoustic Guitar]アコースティックギター
[Electric Guitar]エレキギター
[Bass Guitar]ベースギター
[Violin]バイオリン
[Cello]チェロ

ドラム・打楽器

タグ説明
[Drums]ドラムセット
[808s]808系ベースドラム(トラップ定番)
[Electronic Drums]電子ドラム
[Breakbeat]ブレイクビート
[Percussion]パーカッション全般

管楽器

タグ説明
[Saxophone]サックス
[Trumpet]トランペット
[Flute]フルート
[Harmonica]ハーモニカ
[Clarinet]クラリネット

オーケストラ

タグ説明
[Orchestra]オーケストラ全体
[Strings]ストリングスセクション
[Choir Vocals]合唱ボーカル
[Timpani]ティンパニ

ムード・エネルギータグ(Mood Tags)

曲の雰囲気を決めるタグです。ムード、エネルギー、音の質感に分けています。

3つの組み合わせで曲の印象が決まります。たとえば [Melancholic] に [Low Energy] を合わせれば静かな哀愁になり、同じ [Melancholic] でも [High Energy] と合わせると、切ないのに前へ進む曲になります。矛盾するタグを並べたときに結果が不安定になるのは、AIがどちらに寄せればいいか決められなくなるからです。

ムード

タグ説明
[Uplifting]心が上がる・前向き
[Melancholic]切ない・哀愁
[Haunting]幽玄・不気味
[Dark]暗い・重い
[Joyful]明るく楽しい
[Nostalgic]懐かしさ
[Romantic]ロマンチック
[Epic]壮大・スケール感
[Peaceful]穏やか
[Anxious]不安感・緊張感

エネルギー

タグ説明
[High Energy]ハイエナジー
[Medium Energy]中程度の盛り上がり
[Low Energy]静かで落ち着いた
[Chill]まったり
[Driving]推進力・グルーヴ感
[Explosive]爆発的な盛り上がり

質感

タグ説明
[Lo-fi]ローファイ
[Gritty]ザラついた質感
[Clean]クリーンでクリア
[Lush]豊かで厚みのある
[Sparse]隙間の多いアレンジ
[Warm]温かみのある
[Bright]明るくキラキラした
[Polished]磨き上げられた音

ジャンルタグ(Genre Tags)

エレクトロニック / ダンス

[EDM] [House] [Techno] [Trance] [Dubstep] [Synthwave] [Future Bass] [Chillwave] [Drum and Bass] [Electropop]

ヒップホップ / R&B

[Hip Hop] [Trap] [Boom Bap] [Lo-fi Hip Hop] [R&B] [Soul] [Funk] [Neo-Soul]

ロック / オルタナ

[Rock] [Indie Rock] [Alternative Rock] [Pop Rock] [Grunge] [Punk Rock] [Post-Punk] [Metal] [Heavy Metal] [Shoegaze]

ポップ / メインストリーム

[Pop] [Synth Pop] [Indie Pop] [Dream Pop] [K-Pop] [J-Pop]

アコースティック / ワールド

[Country] [Folk] [Jazz] [Blues] [Reggae] [Afrobeat] [Latin] [Classical] [Gospel] [Bossa Nova]

[Rock] のように広いジャンル名だと、出てくる曲の方向がばらけます。近づかないときは、もう一段細かいジャンルに選び直すと外れにくくなります。

ジャンルタグは年代と組み合わせると絞り込めます。たとえば [Synthwave] を [1980s Synthwave] にする、といった具合です。


環境音タグ(Sound Effect Tags)

曲に自然音や人の声、機械音を足せます。イントロやアウトロに仕込むと雰囲気が一気に変わるので、地味に好きなカテゴリです。曲の途中にずっと鳴らすより、始まりと終わりに置いた方が自然に聞こえます。たとえば [Rain] を冒頭に入れて、静かな曲の導入にするような使い方です。

自然環境

[Birds Chirping] [Rain] [Thunder] [Wind] [Ocean Waves] [Forest] [Fire Crackling]

人の声・効果音

[Applause] [Cheering] [Clapping] [Laughter] [Sighs] [Whistling] [Screams]

機械・その他

[Phone Ringing] [Beeping] [Static] [Record Scratch] [Bell Dings] [Silence]


プロンプトを書くときのコツ

大事な指示は、プロンプトの冒頭 20〜30 語に書きます。後ろに置くと反映されにくくなるためです。

もう一つは、修飾語を具体的にすること。ざっくりした楽器名より、音色まで書いた方が狙いに近づきます。[Synth] だけではどんな音になるか選択肢が広すぎて、AIの判断に任せることになるからです。

ざっくり具体的
[Synth][Warm Analog Synth]
[Guitar][Fingerpicked Acoustic Guitar]
[Drums][Heavy Kick Drums]

構成のテンプレートはこんな形です。

[Intro] [Female Vocal] [Piano] [Melancholic] [Nostalgic]

[Verse]
(歌詞...)

[Pre-Chorus]
(歌詞...)

[Chorus]
(歌詞...)

[Bridge]
(歌詞...)

[Outro] [Fade Out]

使う順番

まず構造タグで曲の骨格を作り、ボーカル・楽器・ムードのタグで肉付けしていく。この順が楽です。

自分の場合、構造タグを入れるようになってから「なんか思ってたのと違う曲」が出る回数がだいぶ減りました。試すときは、一度に全部変えないこと。タグを1つか2つだけ差し替えて聴き比べると、どのタグが何に効いたのかがつかめます。思った曲にならなかったときも、タグを足すより、矛盾するものを減らす方向で見直すとうまくいきます。気になるタグがあれば、まず1曲ぶん試してみてください。