マイクラのMOD管理ツール Modrinth とは?導入方法と使い方

#Minecraft#Java版#MOD
マイクラのMOD管理ツール Modrinth とは?導入方法と使い方

友達とMODを入れて遊ぼうとすると、ローダーを入れて、MODを一つずつ探して、modsフォルダに放り込んで、バージョンが合わなくて起動しない、という作業が待っています。Modrinth のアプリを使うと、この面倒がほとんど消えます。

2026年4月時点の情報です(変わっていることがあります)。

Modrinthとは?

Modrinth(モッドリンス)は、マインクラフトJava版のMOD、モッドパック、リソースパック、シェーダーを配布しているプラットフォームです。CurseForgeと並ぶ二大MODプラットフォームのひとつで、違いは専用のランチャーアプリ「Modrinth App」があること。これがとても便利です。

Modrinth Appのホーム画面。インスタンス一覧が表示されている全体像

ふつうにMODを入れようとすると、次の手順を踏むことになります。

  1. Fabric Loader(またはForge)を手動でダウンロードしてインストールする
  2. MODファイルを一つずつダウンロードする
  3. modsフォルダに手で配置する
  4. バージョンの依存関係を自分で確認する

Modrinth Appなら、これがすべてアプリの中で、ワンクリックで終わります。手作業が減るぶん、入れ忘れや入れ間違いといった失敗も起きにくくなります。

Modrinth Appのインストール

ダウンロード

Modrinth App 公式ダウンロードページ を開いて、自分のOSに合ったインストーラーをダウンロードします。Windows、macOS、Linuxに対応していて、無料のオープンソースです。

ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従えばインストールは完了です。

Modrinth App 公式サイトのダウンロードページ。OS選択ボタンが並んでいる画面

Microsoftアカウントでログインする

アプリを起動したら、最初にMicrosoftアカウントでログインします。マイクラ本体を起動するのに必要な手順なので、Java版を購入済みのアカウントでサインインしてください。購入していないアカウントでは、ゲームを起動できません。

Modrinth Appの初回起動画面。Microsoftアカウントでサインインを求められている画面

💡 ヒント

Modrinthアカウント(MODをアップロードする側のアカウント)とは別物です。遊ぶだけならMicrosoftアカウントのログインだけでOKです。

インスタンスを作ってMODを入れる

Modrinth Appでは、マイクラの環境を「インスタンス」という単位で管理します。バニラ用、MOD入り用というように、用途別に複数作っておけるのが便利なところです。MODを入れて環境が壊れても、ほかのインスタンスには影響しません。

新しいインスタンスを作る

  1. アプリ左下の「+」ボタンをクリック
  2. 「Create instance」を選択
  3. 好きな名前をつける(例:1.21.4 Fabric MOD)
  4. 「Game version」で遊びたいバージョンを選ぶ
  5. 「Loader」で Fabric を選ぶ

これだけで、Fabric Loaderが自動でインストールされます。

Create instance画面。名前入力欄、Game versionドロップダウン、LoaderでFabricが選択されている状態

本来なら、Fabricの公式サイトでインストーラーをダウンロードして、バージョンを選んで実行して……と手間がかかるところです。それがプルダウンで選ぶだけで済みます。

Fabric以外にも、Forge、NeoForge、Quiltに対応しています。インスタンスを分ければ、ローダーが違う環境も共存できます。

MODを検索してインストールする

インスタンスを作ったら、そのインスタンスの画面から直接MODを追加できます。

  1. インスタンスを開いて「Content」タブをクリック
  2. 「Add content」ボタンをクリック
  3. 検索バーにMOD名を入力(例:Sodium)
  4. 表示されたMODの「Install」をクリック

Contentタブ内のMOD検索画面。検索バーに「Sodium」と入力し、検索結果にInstallボタンが表示されている

依存MOD(前提MOD)が必要な場合は、自動で一緒に入ります。Fabric APIが必要なMODなら、Fabric APIも勝手にインストールされます。手動だと「このMODにはFabric APIが必要です」と言われて、ダウンロードして、配置して、という作業が毎回発生しますが、アプリならそれがありません。MODが起動しないときは、まずインスタンスのGame versionとMODの対応バージョンが合っているかを見直すと、原因が見つかりやすいです。

最初に入れたい定番のMOD

初めてMODを入れるなら、まずはこのあたりがおすすめです。

MOD名効果
Sodium描画の最適化(FPS大幅アップ)
Iris Shadersシェーダー(影MOD)を導入可能に
Mod Menu導入中のMOD一覧・設定画面を追加
Icons(リソースパック)アイテムタブとかでアイコンが表示されて視覚的に情報がわかりやすくなる

どれもModrinth Appの検索から、ワンクリックで入れられます。

MODを複数インストール済みのContentタブ。Sodium, Lithium, Iris等が並んでいる状態

Modpackで環境をまるごと共有する

ここからが、Modrinth Appをいちばん便利だと感じる部分です。

友達とマルチプレイをするとき、「全員同じMODを入れてね」と伝えるのは意外と大変です。MODのリストを共有しても、全員が一つずつダウンロードすることになり、バージョン違いでエラーが出たり、入れ忘れや入れ間違いが起きたりします。

Modrinth Appなら、自分のMOD環境をまるごと書き出して、.mrpack ファイルとして共有できます。

Modpackをエクスポートする(共有する側)

  1. 共有したいインスタンスを開く
  2. 「⋯」(三点メニュー)→「Export modpack」をクリック
  3. 「Modrinth pack (.mrpack)」形式を選ぶ
  4. 含めるMODと設定を確認して「Export」

Export modpack画面。含めるMODにチェックが入っており、Modrinth pack (.mrpack)が選択されている

これで .mrpack ファイルができます。あとはDiscordやファイル共有サービスで、友達に送るだけです。MODを足したり外したりした後は、エクスポートし直して、新しいファイルを渡してください。古いファイルのままだと、友達の環境とずれてしまいます。

Modpackをインポートする(受け取る側)

受け取った友達は、次の手順で読み込みます。

  1. Modrinth Appの「+」ボタン →「From file」を選ぶ
  2. もらった .mrpack ファイルを選ぶ

これだけで、MODの構成もローダーもバージョンも、自動で再現されます。Fabric Loaderを別に入れる必要もありません。ファイルを読み込んだ時点で、遊べる状態になります。

💡 ヒント

.mrpack にはMODファイル本体ではなくダウンロードリンクが含まれているため、ファイルサイズは非常に小さいです。Discordで送れるサイズに収まることがほとんどです。

まとめ

従来の方法とModrinth Appで、手間がどう変わるかを並べると次のとおりです。

やりたいこと従来の方法Modrinth App
Fabric Loaderの導入公式サイトからインストーラーをDL・実行インスタンス作成時にプルダウンで選ぶだけ
MODのインストール各サイトからDL → modsフォルダに配置アプリ内検索 → ワンクリック
前提MODの管理自分で依存関係を調べてDL自動で一緒にインストール
友達と環境共有MODリストを共有して各自DL.mrpack を1ファイル送るだけ

自分はもう、MODファイルを手動でmodsフォルダに放り込む生活には戻れる気がしません。

まだMODを触ったことがない人は、まずは Sodium だけ入れてFPSがどれだけ変わるか見てみてください。入り口としてはそれで十分です。