頑張る前に読んでほしい|新社会人が自分を守るための考え方

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頑張る前に読んでほしい|新社会人が自分を守るための考え方

はじめに

4月です。この春から社会人になる人も多いと思います。

環境も仕事も人間関係も、全部が一気に新しくなる時期です。わくわくする一方で、「ちゃんとやれるかな」という不安もあるはず。そんな状態で仕事が始まると、多くの人が「とにかく頑張ろう」と全力を出すことに必死になります。

この記事には、私が社会人時代に実際にやっていた、仕事を楽にする方法と、趣味の時間を確保する方法を書きます。やる気がある人ほどはまりやすい罠があるので、最後まで読んでみてください。


やる気があるのに潰れていく人の共通点

やる気があるのに潰れていく人の共通点

新社会人が全力でやると、最初のうちは「頑張っているね」と評価されます。ところが、そのうちそれが普通になります。

流れはだいたいこうです。最初に120%を出す。周りが「この人はこれだけできる」と思う。それを基準に仕事が振られるようになる。自分のキャパを超えた量が当たり前になって、ある日突然、限界が来る。

最初に頑張りすぎると、自分で自分のハードルを上げてしまうんです。真面目な人ほど無理をしている自覚が薄く、気づいたときには引き返しにくくなっているのが厄介なところです。


60%で動く、という戦略

60%で動く、という戦略

私がすすめたいのは、最初は自分の実力の60%くらいを見せるという考え方です。

手を抜けという話ではありません。自分に余白を残せ、ということです。

60%で動くと、上司が振る仕事の量が「この人が無理なくこなせる量」に落ち着いていきます。突発的な仕事が来ても慌てずに済みますし、提出する前に一度見直す時間も取れるので、心に余裕が生まれるのでミスも減って、仕事の質も上がります。

最初の印象は意外と長く残ります。最初に高く置いて下げるより、低めに始めて上げていくほうが、本人も周りもずっと楽です。

逆に100%でキャパいっぱいだと、ちょっとしたアクシデントで一気に崩れます。余裕のある状態を保っているほうが、長い目で見ると仕事は回ります。


「早く出世したい」人こそ、急がないほうがいい

「早く出世したい」人こそ、急がないほうがいい

全力で頑張って早く上に行きたい、という気持ちの人もいるでしょう。

でも、疲れ切って心に余裕のない状態で、いい仕事はまずできません。判断が雑になり、人への対応がきつくなり、ミスが増えて、体調も崩します。出世どころか、評価を下げることにつながります。

急いで全力を出して燃え尽きるより、余裕を持って着実に積み上げるほうが、結果として早く上にいけます。焦る気持ちは分かります。目の前の評価を急ぐほど、判断を誤ったときの取り返しも大きくなります。それでも、急ぐほど遠回りになるのが現実です。


「サボってる」と思われないか?

「サボってる」と思われないか?

60%で動いたら、やる気がないと思われるのでは。そう感じる人もいると思います。

心配はいりません。60%でも、十分に頑張っているように見えます。新社会人が最初から使える60%は、先輩から見れば「よくやっている」の範囲に収まります。100%を出さなくても、普通に期待には応えられます。足りないと感じたら、そのとき少しずつ上げれば間に合います。

仕事に慣れてくれば、できることは自然に増えます。最初から評価を取りにいくより、安定して続けるほうが、信頼は積み上がります。だから、伸びしろは最初から使い切らないでおくこと。


趣味の時間は「仕事終わりに自動的に確保される」

趣味の時間は「仕事終わりに自動的に確保される」

60%で動く習慣がつくと、もう一ついいことがあります。仕事が終わったあとに、ちゃんと自分の時間が残るようになります。

100%で仕事をしていると、家に帰っても頭が仕事でいっぱいで、趣味に使える力が残りません。休日も、疲れを取るだけで終わりがちです。気づけば、好きだったことへの興味まで薄れていきます。

余裕を持って働いていれば、退勤後に「さて何をしようか」と考えられます。ゲームでも映画でも、友人と遊ぶのでも何でもいい。この余白があるから、仕事を長く続けられるのだと思います。

仕事だけの生活は、意外と早く息切れします。趣味や好きなことがあるから、また明日も仕事ができる。そのサイクルを作るためにも、キャパは最初から使い切らない。


まとめ

まとめ

最初から100%で走るとキャパオーバーで限界が来ます。期待に応えようと無理を続ければ、心身が疲れて、かえって評価が下がります。早く出世しようと焦れば、燃え尽きて遠回りになる。

最初から全力を出さなくていい。60%で動いて、心に余裕を持つこと。

迷ったときは、今日の自分にまだ余白が残っているかを見てください。残っていないなら、それは頑張りすぎのサインです。

それが、新社会人が長く、楽しく、ちゃんと成果を出し続けるための、いちばん現実的な戦略だと私は思っています。